ツイッターでつぶやいたものをまとめてみました。
私がスタンプの講習をさせていただくとき、ベースになっているのは
「なぜ」「どうして」 への回答です。
なぜこのスタンプを選んだのか。
なぜこのインクなのか。
なぜこの紙なのか。
実はそれぞれに理由があるわけです。
もちろん「好み」と「目的」(友達へのバースディカードを作らなくちゃいけないとか)が大前提ですけども、そのうえでどのスタンプにするかの選択肢はまだ山のようにあります。その中からこれにしよう、と決める「基準」があります。
それは、スタンプ、インク、紙の特性。それぞれとの相性など、いろいろなファクターがあります。
講習で使うスタンプやインクを選ぶときも同じです。
そういった「なぜ」「どうして」をお伝えするのが講習のベースになっています。
その基本となる部分をご理解していただければ、講習のあとのご自身の作品作りにきっとお役に立つと思っています。
スタンプは他の工作や手芸と違って、作品を作り終わってもスタンプもインクもまだ何回も使えます。実際使いきることができないぐらい使えます。むしろ、スタンプの本番は、これから何度も何度も繰り返し使い、応用して使い、さらに可能性を昇華させることが本来の醍醐味だと思っています。
ですので、私の講習では作るものはさほど手が込んだものではありません。
むしろシンプルで短時間で作れるものがほとんどです。
出来上がり作品も、これだけ?って思われるものかもしれません。
あえて、スタンプのテクニック以外の部分(切ったり貼ったり組み立てたり)という部分を排除しています。
そのかわり、その後の応用がしやすいテクニックや手順に集中するようにしています。
いうなれば公式のような講習を心がけています。
X + Y = Z つまり、スタンプ+インク=作品 スタンプXは入れ替え可能、インクYも一定条件のもとで入れ替え可能。 結果の作品ZはXとY値による。
そんな感じです。
それに紙などの素材が分母になるわけで、結果は無限大、ということになります。
スタンプ=カード作りと思われることが多いのですが、実際はほんの一部。
スタンプ=絵柄転写する形のある筆 にすぎません。
何を作ってもいいのです。 作っちゃいけないものはほとんどないです。(インクを口にいれてはダメですが)
スタンプ=カード(または年賀状) という既成概念をとっぱらってみてください。
実際の講習ではこれらの内容を具体的に作りながらお話させていただきます。
公式を掴めば、スタンプは思いのまま楽しめるようになること請け合いです♪
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